top stage
back number
他の月を見る


(2001/06)


[ EVOLOTION (日本公開未定) ]
Ghostbustersの監督の最新作。日本では多分、秋以降の公開でしょう。もし公開されるようでしたら。
 簡単にあらすじを。ある日、突然、隕石が地球に落下、それを調べると宇宙からの未知なる生体が。その生体は常に進化を遂げ続け、昆虫、恐竜と急激なスピードで進化し、やがてそれらは、類人猿に進化し、われわれに驚異をもたらす存在に進化をし始めた。その驚異をしりぞけることができるのはあるスペシアリスト・チームだけであった。
 とまあ、こんな感じでまるでGostbustersそのものって感じ。コメディタッチなところも。イギリスでは、この監督の久々の会心作という事で注目されているようなので、みてみたが、なんとも出来はおそまつでした。まあ、なにがおそまつかって、ストーリーがまるでGhoustbustes.ただCastを変えただけって感じ。主役の一人が、X-Fileのモルダ−役のDavid Duchovnyなんだけど、彼はモルダー役のイメージが強いので、この作品でも、もうまるでモルダー。コメディなので、ちょっとまぬけなモルダーである。それが浮いてしまっている。なんかセットもちゃちいし、アイディアもいまいちで、中途半端なコメディで、どこで笑っていいのやら・・・Ghostbustersの二番煎じをねらったけど、思いっきりこけたって感じで、まるで良いとこなし。なんで今さら、こんな作品を作ったんだか。80年代だったら、まだましだっただろうに。
なんともおそまつな作品。果たして日本で公開はされるのでしょうか?

SHUE
infinity

2001/06/29(Fri) Guest


[  Malena(邦題 マレーナ) ]
ニューシネマ・パラダイスの監督ジョゼッペ・トルナトーレの最新作。今作は1941年の戦火のイタリアを舞台に、主人公の12歳の少年の大人の女性への憧れをノスタルジックに描いた感動作。"ニューシネマ・パラダイス"や、"みんな元気"のように、前半は少年のマレーナに対する憧れを面白おかしく、コメディタッチに描き、ほのぼのとして、笑いを誘うが、後半にマレーナの悲劇をただ見守るだけしかできない主人公の姿はせつなく、我々に悲しみを誘う。
 正直に言えば、この映画はちょっと男性のエゴで描かれている作品であるので、男性にとっては、シュチュエーションを理解しやすいであろう。男性ならだれしも、思春期に、年上の女性に惹かれた記憶はあるだろう。この映画はそんな我々の懐かしい思春期の思い出を、フィード・バックさせてくれ、我々をノスタルジックな気分に浸らせてくれる。Holliwoodでもこの手の映画は数多くあるが、この作品は、Hollywoodのありふれた楽観的で、楽しかった思い出にひたる映画とは違って、楽しかった事だけでなく、悲しく、辛かった事も思春期だからこそできた良い思い出として、現実的に描いている。それがこの作品の最大の魅力である。
 この作品は特に男性にお勧めである。この作品を見て、今一度、思春期の思い出を思い返して、ノスタルジーに浸ってはいかがですか?

SHUE
infinity

2001/06/28(Thr) Guest


[ Mummy Reterns (邦題 ハナプトラ2) ]
 Mummy((邦題 ハナプトラ)の続編で、Brendan Fraser主演の冒険活劇。
まあ、この作品は、インディアンナ・ジョーンズ風の古代探検アドベンチャーで、大人も子供もみんな気軽に楽しめる娯楽作品。Part2物と言うは、Part1とCastが変わってしまうというのが、Hollywood映画でありがちだが(Speed や、Hannivalのクラリス)、この作品では前回の出演者が勢ぞろいして、続編として、ちゃんと成立している。そして、前作よりもCGや、SFXがふんだんに使われていて、見ている者に手に汗をにぎらせる。まあ、正直に言えば、インディアナ・ジョーンズと多少かぶるが、まあ、見て損はしない作品であるし、やはりこの手の作品は劇場でみないと。

SHUE
infinity

2001/06/18(Mon) Guest


[ Pearl Harbor ]
はっきり結論から言って”最悪”です。予想はしてたけど、思った以上に最悪でした。ここまで最悪だと、かえって感心してしまいますが。これは間違いなく日本ではBlockbuserなので、なるべくStoryに差し障りのないように書きます。
 前半はとてもcheapな、何度も見ている恋愛ドラマ。もう予想に反しない展開をしてくれる。そして、後半本筋の真珠湾攻撃に移って行くんだけど、まあ、よくもこれだけ一方的なアメリカの見方で、描いてくれました。戦争映画というものは、どうしても一方的な見方になってしまい、見方によっては善にもなるし、悪にもなる。この作品はもちろんアメリカの視点で描かれているので、当然日本は”悪”として描かれている。それも相当な悪。まるでIndependance dayのエイリアンのように(笑)。
これでもかというくらいに、反日感情を逆撫でするように、SFXを駆使した映像で日本の攻撃を描いている。しかも、これでもかと言わんぐらいに長い!まあ、これがやりたかったんだろうから、しょうがないと言えがしょうがない。そしてその後、復讐だ!と言わんばかりに、東京空襲をやってのける主人公のBen AAffleck達は、まさにアメリカン・ヒ−ロー!。まさに、”アメリカ万歳”の映画。
 もうこの映画、いままでにHollywoodで大ヒットした映画のいいとこ取りした映画。
まあ、あえて言えば、Titanicと、Armagedonと、Independence dayを足した感じ。例えると、かつて、仮面ライダーで、仮面ライダーを苦しめた怪人たちのいいとこを集めて、ショッカーが新たな怪人を作ったけど、全然良いとこなしで終わってしまったっ
て事があったけど、まったくその状態。まったく良いとこ無しの作品。これは、Water World(有名なケビン・コスナー主演の迷作)に次ぐ駄作であろう。(少なく
とも私の中では。)もう☆5つの最悪映画。この映画はその最悪さを見に行くのにお勧め!この監督もそういう主旨で作ったのだろうか?

SHUE
infinity

2001/06/13(Wed) Guest


[ Momento ]
 LA ConfidentialのGuy Pearce主演のサスペンス映画。この作品はイギリスでは去年公開されたもので、日本で公開はされたのでしょうか?もし公開されてなかった時のために、簡単にあらすじを。
 Leonard(Guy Pearce)には記憶がなかった。彼が最後に覚えている記憶は、自分の妻が殺されたシーンだった。彼はその事件以来、記憶を持つ事ができない。昨日の事さえ覚えてないのだ。そんな彼が唯一自分の記憶を探る手段はPolaroid写真だった。」
彼は自分の会った人、とった行動などをPolaloido写真におさめて、次の日その写真をもとに、昨日の記憶をたぐるのである。もし重要な事であれば、その事を自分の身体にTattoとして刻むのであった。そんな彼はこれらの手段を使って自分の妻を殺した真犯人を探して行くのだが・・・
 タイトルのMementoとは思い出とか、記憶といった意味があり、まさにそのタイトルどうりに、Storyは我々が彼の記憶を見ているといったい感じで展開し、しかも主人公が短時間しか記憶を持てないので、画面も少しづつ彼の記憶を遡りながらみせているので、Pazzleのようであるが、このみせ方はかなり斬新である。始めは戸惑いもするが、Storyが進むにつれて、Pazzleのピースが次第に組み合わさっていくのには手に汗をにぎる。そして、意外な結末。これはUsual Suspectsのような作りの作品でもう最高!私が見た最近の映画のなかで久々の傑作!まちがいなく☆5つ。

※このテキストを書いて頂いてるSHUEさんことフォトグラファーマツダさんのサイトが完成しました。
infinity

SHUE
2001/06/12(Tue) Guest


[ Chocolat(邦題:ショコラ) ]
Juliette Binoche主演の映画!ポスター(イギリス)ではJonny DeppとJulietteBinocheが思いっきり映っているので、てっきりJonny Deppも主演なのかなあ〜と思いきや、Jonny Deppは前半全然でてこんし、ちょこっとしか出とらんかった。Jonny Deppファンはちょとがっかりかも。
 この映画は笑いあり、涙あり、恋愛ありとで、タイトルどうり、あま〜い映画で女性向きの映画。この映画はHollywood映画だけれども、雰囲気がイタリア映画っぽくなんかほのぼのとしていて良い。個人的には凄く好きな作品。デートに最適な作品です。
chocolat

※このテキストを書いて頂いてるSHUEさんことフォトグラファーマツダさんのサイトが完成しました。
infinity

SHUE
2001/06/11(Mon) Guest


[ The Terrorist ]
Suside bommerを主人公にしたインド映画で俳優のジョン・マルコビッチが大絶賛したという作品。多分、日本ではまだ未公開で、日本でいつ公開されるかは分からないけれど、ジョン・マルコビッチpresentsなので、多分単館公開になるにではないかな
あ〜と思う。
 物語はこんな感じ。19歳(確か)のゲリラの少女がSuside bommerに選ばれ、彼女は政府の役人の暗殺の命令を下される。しかし、彼女の心は、彼女の妊娠の発覚、そして彼女を支える人達との交流によって、少しずつかわっていく。だが、彼女の任務執行の日は刻一刻と近付いてくる・・・
 この映画はわずか17日で撮られたという低予算映画ではあるが、Sucide bomerである主人公の迷い、葛藤が、画面からながれてくる彼女の息づかいや、にじみ出る汗から、痛い程伝わってくる。画面の中での緊張感が画面をみている我々の方にもつたわてくる。低予算の為、カットの仕方があらけずりだったり、ちょっと無理な設定、そして楽観的なエンディングなど気になる所は少々あるが、心を掴む作品である。

shue

2001/06/07(Thr) Guest


[ Audition ]
この映画は久々に劇場で見た邦画。日本ではおそらくすでに公開済みでしょう。この映画は私が今まで見た作品のなかでもっとも奇妙な映画でした。知らない人の為に簡単にあらすじを。
 7年前に妻を亡くした映画製作会社の社長の青山(石橋凌)は、知人にそそのかされて再婚相手を探すために架空の映画のオーディションを行う。そこに表れた元バレリーナというはかな気な麻美に青山は心を奪われる。しかし、麻美の謎に包まれた過
去が明らかになるにつれ、物語は急展開を始め、やがて想像をこえる狂気と猟奇の世界へと誘ってゆく・・・
 実はこれ、村上龍の小説を映画化したもの。そのせいか、日本独特に湿っぽく、薄暗い雰囲気が映画全編に流れている。それはまるで、70年、80年代の日本のホラー映画の雰囲気をかもしだして、なんかレトロな感じがする。そして、日本人が持つ、独特なサゾヒスティックな映像のラッシュが身体に突き刺してくる。もうこれはとてもカルトな映画!そういった意味ではもう☆5つの作品!でも、この映画は私が初めて途中で劇場から立ち去りたくなった作品。心臓の弱い人や、残酷な映画がダメな人は見ない方が良い!この映画は恐いもの見たさの人にお勧めの作品。

shue

2001/06/06(Wed) Guest

My Diary Version 1.21
[ admin:mellon copyright:jawa picture:PUBLIC*CORE ]